9月ももう半ばですね。
例年であれば、ロード世界選手権月間なので本来であれば海外遠征に行っている処ではありますが。この情勢もあり、今回はお仕事の依頼は頂いていたのですが様々な観点から見送りました。これにて今シーズンのレース活動は遂に無くなりました。
本来はレースメカニックというのが私の職業でありますが、今はLimbocyclingの店主でもあり、地域活動も重要な事ですので皆様のバイクとも真摯に向き合って行きたいと思っています。
さて、今年3月にCANYON JAPAN様へ一通のメールを送りました。
「Canyonバイクのユーザーさんの受け入れ先としてLimbocyclingを活用して頂けませんか。」
間もなく快諾頂いたのですがコロナ渦で中々お会いすることができず。
そして9/16日の本日ご担当者様にお越し頂きやっとお話ができました。
CanyonJAPANもサービスセンターがありますので、ユーザーさんのメンテナンスを受入をしていますが、全国からの問い合わせを一手に受けてる関係上対応に追われる毎日だそうです(想像しただけでも大変そうです)
キャニオンバイクは販売店制度を設けて無い販売方法で、ユーザーさんが個人輸入できる直販売のシステムを取っています。この最大のメリットはエンドユーザーへ高スペックバイクを低価格で提供できるという業界としては革新的な販売を世界各地で展開しているのです。
デメリットはやはり日々のメンテナンス、ちょっとしたメカトラブル、製品の修理などの手配はすべてユーザーさんがしなければならない処。
自転車は誰でも乗れますし、年齢や体力レベルも関係なく楽しめます。
ただ機材スポーツである以上、安全に乗り続けるには継続的なメンテナンスが不可欠です。
かと言ってよほど好きじゃないとメンテナンスは億劫なものです。得意不得意もあります。
特にロードバイク、MTB、CX、グラベルなどパーツ点数が多ければ多いほどトラブルに見舞われる確率は高いのです。
そこで本来は地域のスポーツバイク取り扱い店がメンテナンスを行うのが理想なのですが
取り扱い商品以外のメーカーというのは補修パーツや保証の観点から、中々受け入れが難しいのが現状です。(ここは色々業界の大変勝手な理由があるので細かくは言いませんが)
とりわけキャニオンユーザーさんは様々なプロショップから断られる経験がお有りだそうです。そんな業界のしきたりと言いますか、中々新しい試みというものは受け入れがたい風潮は正直あります。(これも話すと長い)
Limbocyclingはと言うと、メンテナンスを生業にしているのでメーカー縛りというものとは無縁です(良くも悪くも)
正直な話、CanyonJAPANからは1円も頂きません。先程ほども紹介したようにディーラー制は設けていないからです。お金が発生する概念がないのです。
じゃあメリットは?っていう話ですが私はあくまで「エンドユーザー向けのサービスを一貫してどのメーカーも隔たりなく受け入れます」というスタンスです。
そこにキャニオンバイクの地域の受入メンテナンス店を探していたという所が初めて合致したという経緯です。
キャニオンジャパンもあくまで受入修理店を知っていますよ、近いから紹介しますね。という非常にドライなスタンスです。でもこれが良いのです、時代にフィットしていますよ。
崇拝ではないのです。たまたま自分の営業形態とマッチしただけなのです。
ですのでCanyonBIKEだからといって特約店という訳でもないので、Limbocyclingのいちお客様としてお迎え致します。ただそれがキャニオンであるというだけの事です。
お越し頂いたお客様にはもちろんしっかりとしたメンテナンスサービスをご提供致します。
堂々と自慢の愛車としてお越しください。後ろめたさも何もかも無用です。
具体的なサービス内容についてはまた改めてご案内致します、近々。
まずはご案内までに!
どなたでもどのBIKEを手に入れても平等にメンテナンス致します。それがLimbocyclingの信念です。
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