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meccanoyuhei

EQAUL 機械式ディスクブレーキキャリパーはリムブレーキ復権派の救世主?

GROWTACのEQAUL 機械式ディスクブレーキキャリパーをご存知ですか。

Limbocyclingでもこの度お取扱いを開始しました。


業界界隈から完全に乗り遅れた感が否めませんが笑


知ってはいましたし、既に装着されている車両も調整した事がございます。


どういう商品?どれに付くの?組み合わせは?という疑問たくさんあると思います。


今回はEQAULとはなんぞやという処を改めて紹介します。



最初の印象


箱がめちゃくちゃでかいです。

内容物に対してでかい。これが最初の印象です。そして箱はすぐに捨ててしまう。

お客様の目にはほとんど留まらないという残念ではありますが、ご丁寧な梱包です。

活用方法 フラットマウント編


EQAULはフラットマウントとポストマウント仕様の2タイプあります。


今回はフラットマウント対応のフレームセットに装着できる商品のご紹介。

この商品の最大の特徴はリムブレーキ用コンポーネントがそのまま使えるという事です。

細かくいうと、SHIMANOであれば、リムブレーキ対応のSTIをそのまま換装して、ディスクブレーキレバーとして使用できます。


何を言っているんだ、と思うかの為に。 組み合わせの違いはこんな感じです。

従来 STI + リムブレーキキャリパー + リムブレーキホイール

EQAUL STI + ディスクブレーキキャリパー(=EQAUL) + ディスクブレーキホイール


ブレーキキャリパーだけEQAULに置き換えるとディスクブレーキ専用フレームに乗ることが出来るのです。凄くないですか!(既に知ってるかw)


具体的にはST-R9100番、R8000番、R7000番、6800番、5800番などなどリムブレーキ用ブレーキレバーが使用できます。


リアディレーラーやフロントディレーラー、クランクセット、スプロケットは変更する必要はありません。ブレーキが変わるだけですからね!


メリットとデメリット


この商品を使って解消できる点は従来のリムブレーキ用コンポーネントをそのまま継続して

使用できるようになるという点です。

もちろん金銭的余裕が有る人は、ディスクブレーキ用コンポーネントを一式ポーンと購入すれば済む話ですが、リムブレーキの方でもハイエンドバイクに載っていてDURAやULTEGRAを装着している方も大勢いらっしゃいます。


また昨今自転車の世界的需要と、供給バランスがとんでもない事になっていて

新たにディスクブレーキコンポーネントを揃えるのも一苦労です。


さらに、最近のハイエンドモデルはもうリムブレーキ仕様は一部を除きほぼ新車では手に入りません。でもコンポーネント残ってるし、Di2にしたばっかだし。。。なんて方も大勢いる訳です。


そんな時にブレーキの方式で皆さん躓くわけですが、それを解決してくれるのがEQAULという訳ですね。(結局ホイールは新調しなきゃいけない訳ですが^^;)


デメリットは、皆さんお気づきかと思いますが昨今のフレームはケーブル内蔵式でハンドル・ステム部分にまで全部隠れる様に作られています。


それまではいわゆる、外引きというケーブルがフレームの外側からダウンチューブだけ内蔵へ変わって行き、挙句の果てにフル内装とキたもので。ユーザーさんでは中々手出し出来なくなりました。

EQAULをつけるのも例外ではなく、まずプロショップでないと取付はほぼ出来ないでしょう。出来ないというのは、大げさですが大やけどを追うことになるでしょう笑



EQAULの凄さ


玄人も唸らせる造形、ブレーキラインの設計、そしてオイルラインに匹敵するブレーキフィーリングの軽さ。情勢を先読みしていた様な発売タイミング。


また油圧式では出来ないブレーキの引き代調整と、パッドの左右独立無段階調整幅。

これが凄い!要は機械式ブレーキキャリパーなのですが、とにかく調整がしやすいので

狙い通りのブレーキタッチを得られます。(油圧式もこうなって欲しい、てかやってくれ)


高速で走るロードバイク、コーナーで思うようなラインを描く場合ブレーキってとっても大事です。 油圧式は引き代調整できないからめちゃくちゃするしなー。

細かい調整機能が着いているという点でEQAULは優れています。メンテ屋としてもこういうのもっと頂戴!といった具合です。


ディスクブレーキパッドはSHIMANO互換です。GROWTACからも純正品が発売されています。シマノのパッド手に入らないしね^^;


メンテナンス性でいっても油圧よりも、機械式のほうが断然スピーディです。

ハンドル変えるにもOHするにも油圧式はとにかく時間がかかります。

ユーザーさんには直接的ではないけど、機械式のメリットですね。


製品概要:


対応マウント

・フラットマウント・ポストマウント

※それぞれ別製品対応レバーロード・カンチブレーキ用レバー(ショートプル)

※Vブレーキ用レバーには非対応(フラットマウント、ポストマウント共に)


カラーフラットマウント:グレー・ブルー・レッド・ゴールド

ポストマウント:グレー・ブルー・レッド・ゴールド・(限定色)パープルキャリパー本体


重量フラットマウント:136g


ポストマウント:137g希望小売価格フラットマウント

フルセット(2個セット):¥30,200(税別)

セット(1個セット):¥15,200(税別)


ポストマウント

フルセット(2個セット):¥33,500(税別)

セット(1個セット):¥17,500(税別)付属品


フラットマウント ・フルセット(2個セット) ディスクブレーキキャリパー ×2 機械式ディスクブレーキキャリパー用ケーブルセット ×2 フラットマウント用アダプターセット(フロント)×1 フラットマウント用取付けボルトセット(リア)×1

・セット(1個セット) ディスクブレーキキャリパー ×1 機械式ディスクブレーキキャリパー用ケーブルセット ×1

*1個セットの場合、フロント取付には「フラットマウント用アダプターセット(フロント)」リア取付には「フラットマウント用取付けボルトセット(リア)」が必要です

ポストマウント

・フルセット(2個セット) ディスクブレーキキャリパー ×2 機械式ディスクブレーキキャリパー用ケーブルセット ×2

・セット(1個セット) ディスクブレーキキャリパー ×1 機械式ディスクブレーキキャリパー用ケーブルセット ×1

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