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KUALIS CYCLES 訪問 and How to オーダーまとめ。


大分時間が経ってしまいましたが、この夏出張がてら和歌山にありますKUALIS CYCLESさまの工房へ訪問してきました。

大分時間が経ってしまいましたが、この夏出張がてら和歌山にありますKUALIS CYCLESさまの工房へ訪問してきました。2年越しの訪問です。

大分時間が経ってしまいましたが、この夏出張がてら和歌山にありますKUALIS CYCLESさまの工房へ訪問してきました。


おなじみの方も初めてお目にかかる方も、チタンバイクという言葉は聞いたことがあるかと思いますがチタンバイクオーダーフレームの先駆け的なブランドがクオリスです。

ビルダーでオーナーの西川氏はLimbo町屋店のある荒川区の老舗ビルダーLEVELで修行後渡米しseven cyclesで7年ビルダーとして活動され、その後地元和歌山でKUALIS CYCLESの工房をオープンされました。


最初のきっかけはお客様からのリクエストでお取り扱い出来ないかとのお問合せからはじまりまして、こんなプロショップの私ですらちょっと緊張気味でコンタクトを取ったことを覚えています。それほど神聖感があるブランドなので一見ショップは受け付けてくれないのかなーなんて思っていましたが快くお取引をお受けいただきました。


工房に伺う際も、なんだか面接に行くようなソワソワ感と緊張感があって新入社員にでもなった気分で訪問した気がします。きっとLimboにはじめていらっしゃるお客様もこんな気持ちでいらっしゃるのかなーと、やはりプロショップなどは異様な雰囲気がありますからね。ごめんなさいね。



大分時間が経ってしまいましたが、この夏出張がてら和歌山にありますKUALIS CYCLESさまの工房へ訪問してきました。

ちょっと拍子抜けしたというか、西川氏はとても物腰の柔らかい方で丁寧に製品の事や西川氏自身のキャリアについても色々お話を聞けました。かなり個人的にビルダーというものには憧れがありますから尚更です。元々は建築士で住宅の設計をしていて、工房もご自身で設計したということでかなりおシャンでした。図面をひけるのも設計の応用ができるのと趣味がこうじた自転車に昇華させたい思いからこの道に進まれたそうです。

極稀にいらっしゃるプロ中のプロでした!


工房はとても清潔に保たれていて、鉄くずひとつ落ちていませんでした。こういうところはメカニックとしての腕も一流というのがすぐに分かりました。

治具も見てすぐ分かるのものから何に使うのだろうというものまで、好奇心は止むことをしりません。

加工する機材・組立中のフレームも毅然と並べられていてそれだけでも何かオーラを感じます。この時点で完全にミーハーになっていて少年に戻っているような感覚です。ちょっと素人感丸出しだったのが恥ずかしい。


こちらもフレームをつなぐための加工治具や工具類、精度を出すための重厚感ある仕事道具がズラリ。


フレームの素材であるチタンパイプ。制作前に精度チェックをするそうですが乗り心地に

直結するのがこのパイプの真円度。かなり厳し目に精査するので適わないものは本国へ返品して良いものを送り返してもらうそうです。制作の過程上熱を帯びるとねじれが発生するのでできる限り真円度が高いものを選定しているとのこと。KUALIS CYCLESの凛とした佇まいはここから醸し出されているのは納得がいきました。



チタンパイプを切削する機材。やはり真円がどれだけ出ているかで仕上がりが全く変わってきます。

オーダーフレームの性能をきめるジオメトリー治具。ヘッド、シート、BBハイトなど様々な数字から経験値を基に作成されます。

西川氏のお話を聞いていて、乗り手に合わせて想像を膨らませてこの人にはこの乗り味、こういう乗り方にはこれくらいの硬さなどの判断はseven cycles時代に多くのユーザーさんとのやり取りで培わたそうです。


西川氏のMTB。釣りが趣味で竿を背負って川釣りなど楽しんでいるようです。MTBもオーダー可能です。


これは実際にLimboでオーダー頂いたお客様分。ちょうど仕上がり直前でしたのでなんとタイミングの良いこと。ロゴやカラーオーダーなどはフレームの仕上げが終わったあとに入れられます。KUALISの代名詞であるアナダイズドフィニッシュもこのあとに入れられます。



アナダイズドフィニッシュは薬品に電極の当てる時間によって色彩変化をおこして仕上げる製法です。分かりやすいところでいうとチタンボルトが様々な色があるのはこの電極につける時間の差です。面白いと思ったのは電極もその季節や気候によって電圧のかかり具合が変わるそうで全く同じ色にはならない事。一台一台ちょっとずつ変化があるのがオーダーバイクらしくてそれもまた乙であります。


ここまで工房の紹介をしましたが、実際のオーダーはLimbocyclingの店頭で承っております。手順は、来店の際に実車をお持ちいただいてバイクポジションの計測、体の計測、乗り方やスタイルなどリスニングしてバイクの選定を行っていきます。

ジオメトリーに関してはこれらを考慮して西川氏へ情報を送り図面をひいて頂きます。





現在のバイクの良い点、悪い点、こうしたい、あぁしたいというのをざっくばらんにお聞かせください。

カラーやロゴ、コンポーネントなどは実際にビルドが始まる前までに選定すれば十分間に合いますのでその場で決めていただかなくても問題有りません。


いっそのことジャンル違いのオーダーもありかと思います。

大まかにリム・ディスク仕様、ジャンルはロード、オールロード、MTB、CXです。今だと内装外装式なども選択できます。


工期はオーダーから納品まで12-14ヶ月です。

オーダーが始まる際にはデポジット金が前金で発生いたします(こちらは店頭でご案内)

残金をご納品の際にご精算頂くかたちです。無理のないご注文ができるかと思います。


KUALIS CYCLESのオーダーご相談はご予約制で承っております。

こちらからお願いします。一緒に良いバイクを作るお手伝いを承っております。

バイクビルドはLimbocycylingにお任せくださいませ。






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