スポーツバイクを長く乗っていると消耗品にやがて交換時期がやってきます。
例えばカンパニョーロの場合は6リンクで132.6mmを超えていたら交換が必要です。
今回はおおよそ135mmまで伸びていたので完全に使い切った感じですね。
ということはライド中にいつチェーンが切れてしまってもおかしくない状態でした。
専用のチェーンチェッカーがなくてもこうして、定規を使えば簡単にチェックが可能です。
交換の距離としては5000-8000kmですね。月に400km走られる方は約1年半で交換になります。脚力が強い人、山を好んで登る人などは消耗が早い傾向にあります。
チェーンが伸びてきた時の症状としては、変速がもっさりしたり、変速時にサクッと変速しない事があります。また伸びたチェーンをそのまま使用しているとスプロケットやチェーンリングの摩耗を早めてしまいます。これはギアとギアの歯数間隔は決まっているので伸びたチェーンは収まりが悪いのでどんどんギアを削っていくのです。
レースやライドイベントに出る際はチェーンの摩耗もチェックしてみてくださいね。
気をつけたいのは出場する直前に交換するのではなく、200kmくらいは慣らしておくのをオススメします。
どうしても良いホイールやタイヤに目が行きがちですが、チェーンを交換するとパワー伝達もぐっと上がるので実はとっても効果が高いパーツ交換かも知れません。
変速もスパスパ決まります。
走る前のチェーンチェック、忘れずに!
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